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2010/07/20

■THE XX、DIZZEE RASCAL■ PAUL WELLERらと共にMERCURY PRIZEの候補に

7/20(火)、ロンドンのTHE HOSPITAL CLUBにおいて2010年度のBARCLAYCARD主催“MERCURY PRIZE”の候補が発表され、イギリスのオルタナティヴ・ロックの大御所PAUL WELLERのソロ10作目、ダブリン出身の5人組バンドVILLAGERSのデビュー作を筆頭に、THE XX、DIZZEE RASCAL、CORINNE BAILEY RAEなどのアルバムがノミネート作品に挙がった。
MERCURY PRIZEは、イギリスとアイルランドのアーティストを対象とした“ALBUM OF THE YEAR”で、2010年度の対象作品として2009年7月〜2010年7月のあいだにリリースされたアルバムから合計12作品が選ばれた。

審査委員長を務めるSIMON FRITHは、「今年の候補作を見ると、キャリア面において実に多岐に渡るミュージシャンが顔を揃えたと思うし、出身地にも広がりがある。都会派の作品もあれば地方を感じさせる作品もあり、明るい作品とダークな作品、喜びに満ちた作品と深遠な作品など、実に様々だ。そしてどの作品もウィットに富み、音楽エネルギーが満ち溢れ、それぞれが独自の“声”を持っている。そこにはリスナーを笑わせ、泣かせ、踊らせ、そして歌わせる要素が備わっていると思う」とコメントしている。

候補に挙がった全12作品は以下のとおり。『ONLY REVOLUTION』(BIFFY CYRO)、『THE SEA』(CORINNE BAILEY RAE)、『TONGUE N' CHEEK』(DIZZEE RASCAL)、『GOLDEN』(KIT DOWNES TRIO)、『TOTAL LIFE FOREVER』(FOALS)、『SKY AT NIGHT』(I AM KLOOT)、『I SPEAK BECAUSE I CAN』(LAURA MARLING)、『SIGH NO MORE』(MUMFORD AND SONS)、『WAKE UP THE NATION』(PAUL WELLER)、『BECOMING A JACKAL』(VILLAGERS)、『TWO DANCERS』(WILD BEASTS)、『XX』(THE XX)。

候補作品は、ミュージシャン、プロデューサー、メディアの各代表からなる審査委員会によって選出されており、2010年度の受賞作品は9/7にBBC 2の生中継のもと発表される。ちなみに昨年の受賞作品は、女性ラッパーSPEECH DEBELLEの『SPEECH THERAPY』だった。

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